Redwing ベックマンのオールソール
Redwing・ベックマンの修理をご依頼していただきました。
レザーソールの上に貼られていたハーフラバーが劣化し、ぼろぼろになってしまっています。
また、つま先の部分を中心にレザーソールもすり減りや劣化が見受けられましたので、ソールをすべて交換することにしました。
今回はお客様のご希望で、レザーソール+Vibram2333をハーフラバーに使用した、オリジナルに近い仕様での修理です。
オリジナルでは、ハーフラバーを貼った後で出し縫いをかけていますが、今後の修理のことを考え、先にレザーソールに出し縫いをかけた後、ハーフラバーを貼りました。
こうすることで、今後ハーフラバーがすり減ってしまった時も、出し縫いの糸を傷つけずに張り替えることができますので、次のオールソールまでの期間を長くすることができます。
他の靴でも、レザーソールによるオールソール時には、最初からこのようにしておくとソールが長持ちしますのでオススメです。
ヒールは革で積み上げた後、一番上にはVibram1205を使用しました。
これでしばらくは、ハーフラバーとヒールの一番上のゴムを定期的に交換していただければ大丈夫です。
もちろん、その他の仕様でも修理できますので、お気軽にご相談ください。
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