スニーカーをオールソール
LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のスニーカーの修理をご依頼して頂きました。
ぱっと見では何の問題もない綺麗な状態に見えるのですが、ソールが真ん中あたりでパカッと割れていました。
こうなってしまうと、ソールを全て交換するしかありません。。
こちらのソールは、側面から見ると層が分かれているようにも見えますが、全体で一枚のソールになっていて、ぱこっとアッパーを覆う形で接着されています。
このような構造の場合、アッパーを覆っていた部分を革やゴム・スポンジ等で覆う必要があるので、材料費・手間賃が少し高くなるのと、見た目が少し変わります。
今回は、お客様と相談のもと、できるだけオリジナルと同じような雰囲気で!仕上げることを目指しました。
アッパーを覆っていた部分は、似た色の革で覆いました。
ソールは、ベージュのスポンジでミッドソールを作成し、アウトソールはアメ色の合成クレープにしました。
ややマイルドな色味にはなりましたが、雰囲気は寄せられたのではないでしょうか。
つま先とかかとのマクリも再現しました。
アッパーは大変綺麗な状態なので、これからまたたくさん履いていただけると嬉しいです!
今回のような修理は、約14,000円~にて承っております。
(靴の状態や構造により異なります。)
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