鞄の持ち手交換

こちらの鞄、
自宅で保管をしていて、久しぶりに出したら持ち手の革の表面に異変が…とのこと。
―Before
保管している間に何かとくっついてしまったのか、湿気などの何かと反応したのか、はっきりとした原因はよく分からないのですが、表面の樹脂のようなものに異変が起きて、ぼこぼことした段差ができ、色もまだらになってしまっています。
表面を触った感触も、ベタベタとはまではいきませんが、ややペタペタとしていました。
ただ、見た目に少し違和感はあるものの、持ち手自体はまだしっかりとしており、持ち手ごと取り換えてしまうのもなんだかもったいないような…という感じでした。
そこで、お客様とご相談のもと、まずは持ち手をそのまま利用し、顔料による補色で表面を綺麗にできないか、お試しさせていただくことにしました。
表面のぼこぼこをやすって滑らかにし、顔料を塗っていこうとしたのですが…、
やすっても謎のベトつきが発生し、顔料を厚めに塗り重ねても全く綺麗にならず…
…ということで、持ち手を新たに作り直すことにさせていただきました。
―After
ちょうど、似た雰囲気の革がありましたので、違和感なく持ち手を取り換えられたと思います。
コバの部分は黒色のワックスで仕上げました。
このような持ち手の交換の料金は、長さや鞄の仕様にもよりますが、一本につき6,000円前後~となっております。